僕には嫌いなものがいくつかあります。
といっても、コンセプトや理由、動かし方が
傲慢であやふやで押し付けがましいものに限ります。

著作権保護期間延長派の意見とか
著作権法運用の現状とか
「機械に人間が慣れろ」という意見とか
「常識だ」という適応放棄とか
フクザツなのに上手くまとめてないゲームシステムとか
ゲームの小さすぎるフォントとか、多すぎるシステム説明文とか
日本の家電会社の作るWindows向けソフトウェアとか
マスゴミとか

そのうちのひとつに
地上デジタルテレビジョン放送があります。
なぜアナログ波を停止する必要があるのかわかりませんし
わざわざ国が動いているのがウザすぎます。
どう見ても国を挙げて家電を押し売りしようとしているようにしか見えません。
押し付けがましいし傲慢です。

デジタル放送がどれだけ無意味でコンセプトがばかげたものかは
地デジ・コピーワンスとHDDレコーダの失速 – 質と利便性のトレードオフ
において説明してくれているのでそちらをお読みください。
また、
地上デジタルテレビジョン放送 – デジタル化、及びアナログ波停波に関する問題 – Wikipedia
も詳しいです。

僕はこういうデザインはしたくないなと思います。
でも僕と同居している友人は高画質万歳な人なので
デジタル放送は受信できます。
たまに電波が悪くなって画面がブロック状にガクガクになったり
チャンネルの切り替えに3秒以上(近年言われている”道具の無反応が許される最大時間”!)かかったりしてます。
僕はかなりイライラするのですが、友人はソレより画質がいいほうがいいそうです。
でも、そんな気持ちがわからないでもないので、彼はソレでもいいかなと思っています。

しかし、僕は自発的にはテレビを見ていません。
あんなもの見れたもんじゃないのです。
売れるレベルじゃない。
やっぱり”ぱっ”とついてパッパッパ！ってチャンネルきりかえれないとね。
あとビデオをダビングして、機械変えたりして忘れたころに引っ張り出して見るとかさ。
PCに取り込んでライブラリ作ったり、それを書き出したりね。

ん？たまにゴーストノイズが出るって？
ブロックノイズがでたり、まったく映らなかったり
まったくコピーできないかったり、CMカットできなかったり
いまだにコピー回数の仕様が決まってなかったり
新しい機械を買わなきゃいけなかったり
するよりマシですよ。

24日追記：
ニュースを斬る　誰のためのデジタル放送か？（前編）　コピーワンス議論空転が映す変われない業界の体質 [1/2]　- gooニュース
（ＮＢオンラインの転載記事ですが、ＮＢオンラインは登録しないと前文読むことができないのでgooへリンクします）
も参考にドウゾ