続メールが使えなくなる日

070530

日本の未来は僕たちが何とかするんだぜ(何
この前のストレージサービスの事件の判決文を読みました。
平成18(ワ)10166 著作権侵害差止請求権不存在確認請求事件 (著作権・民事訴訟/携帯電話向けストレージサービス) 平成19年05月25日 東京地方裁判所:(裁判所判例Watch)

ボクにはしっかり法律を勉強した人のような芯の通った考えはできません
(良心に従って推測で考えるしかないので)
しかし、どうもこの判決文には府に落ちないところがあります。

要約すると、
”だれでも登録できるストレージサービスの時点で「自動公衆送信行為」を行っているうえに
その前に現在困難であるケータイ用データ形式への変換を容易にする
専用ソフトを必ず通させるから「サーバー側の支配が強く」
サーバー管理者がサーバーから管理者の意向で(管理者から見て)公衆に対して著作物を複製した
ということになる”
のでしょうかね。
#しかしまぁ、
#FileBank死亡ですね。

僕の価値基準から考えると
なんか押さえつけられてるようで、息苦しい判決です。
なにか便利にしようとしているのに
「今まで不便で、そこから利益を得ていたのに便利にするのは違法だ」
とか言われているようで、なんともまぁ、気持ちが悪い。

最近は著作権が、「現時点での利益確保」のために使われて
「将来の表現のための権利確保」には使われていない気がしてます。
それどころか、新しいものを抑圧し、古いままで金だけいただこうという感じがして…

権利の思想自体はいいんだけどなぁ
どんな良い権利でも、1匹虫がつき、そのあとだれも動かさないでいると
とどんどん不味い方向へ行くようです。
JASR悪虫は早く駆除したほうがイイデスネ。